ザイガニック効果という言葉があります。
聞いた事ない言葉でしたが、意味を聞いてみると
これは毎日自分で無意識にしていることだと思いました。
同時にこれを知らずしてゴール達成は
あり得ないなと思いました。
皆さんにも思い当たる事があると思います。
「あの映画に出ていたあの役をやっていた俳優の名前は何だったっけ？」
とふと思います。
そしてどうしてもすぐには思いだせずにいて
(特に重要でもないので)忘れる事があると思います。
そしてふとした時に思い出す。
こんな経験は一度や二度はあると思います。
意識の上では一度、外れていますが
実は潜在意識はその後もパソコンで検索するように
「向こう側」で検索しています。
そして情報が見つかり目の前で提示してくれます。
これを「ザイガニック効果」と呼びます。
「向こう側」とは、目に見えない世界の事をここでは言います。
目に見える私達が生活している世界ではなく
目に見えない「向こう側」「物事の本質の世界」ともいいます。
そこで潜在意識は休むことなく探し続けています。
ですから、今後あなたは「答えのない質問」は
決して「投げかけないように」してください。
そうした質問を無意識のうちに
絶えず習慣化してしまって思っている方が多いと思いますが
今からやめましょう。
「答えのない質問」とは
「なんでオレは女の子にもてないんだろう？」とか
「なぜ私は貧乏なんだろう」とか。
これも質問になっていますので
日ごろの悩みや愚痴などをそのまま疑問の形で投げかけると
潜在意識はその答えを探そうと活動を始めます。
ではどうなるか？
律儀に答えを探そうとしているので
潜在意識は活動し続けてやがてはくたびれてしまいます。
何かを始めようとしても、潜在意識がくたくたになっているので
何も始める気力がありません。
中には「じゃあ、質問に対しての答えを探しに行っているなら
答えが見つかっていいじゃない。どんどん質問したらいい」
と思いますか？
しかし、ここで注意してほしいのが、質問の内容です。
「なぜ、もてないのか？」「なぜお金が無いのか？」
という質問は問題（課題ですね）の解決にはなってはいません。
潜在意識は顕在意識の「命令」「指令」に対して
「応答」し「行動」しますので
その答えを見つけてきて
あなたの目の前で「現象」という形で答えをだしてきます。
「なぜ、もてないのか？」に対して
「もてない理由の部分」を答えとして
現実の生活で起こして見せにくるわけです。
おわかりでしょうか？
そういった質問を思えば思うほど
「その答え」を律儀に見せてくれます。
「これだからあなたは、もてないのよ」
という現実が起こってきます。
お金が無い理由を見せてくれるのです。
・・・こんな形で現実がおこるのは、イヤですよね。
だったら「質問の内容を変える」のです。
「おれはどうしたら、もてるようになるんだろう」
「どうすれば、お金が増えるようになるだろうか？」
これでいいのです。
人は「どんな質問をするかによって
自分の人生がかわってくる」のです。
今までうかくいかなったら
「なかなか、うまくいかないなあ。私はいつもこんなんだなあ。」
とついつい潜在意識に投げかけてはいませんか？
潜在意識も「そうなんだ」とインプットされてしまい
現象化しようとしてきます。
これではいつまでたっても夢がかないませんので
今からこう言いかえてください。
「もしできるとしたら、私は何をしたらいいんだろう？」
「今日できることで、小さな一歩はなんだろう？」
と投げかけたらいいのです。
そうすれば、潜在意識ができそうな範囲で
その答えを「ある情報」として見せてくれるようになります。
それは、「人との会話」「テレビで放送していた」
「たまたま電話していて、相手からそんな話を聞いた」など。
すぐに答えがかえってきます。
この質問で「出来ない自分」の情報探しばかりでいた自分が
「望みがかなうための、今できる方法を探す」方向へ
脳が変換します。
朝起きた時、夜に寝る前に
自分に投げかけて寝るか
一日をスタートさせるのもいいです。
潜在意識は答えを探してきてくれます。自分が答えを探さなくていいのです。
