固定観念や自分の言葉を直していきましょうと話しはしましたが
付け加えるなら
「表情・言葉のトーン・アクション」も意識することをおすすめします。
ある実験で、うつ状態にある人々が、嬉しいわけではないけれど
常に顔の口角を上げて、背筋が伸びる器具を背中や顔につけたグループと
そうでないグループに分かれて、生活してみたところ
器具で口角があがって背筋ものばしていた状態のグループが
そうでないグループと比べて、うつの傾向が改善されたそうです。
このことからも人は嬉しいから笑わなくても
笑顔でいれば心がうれしくなっていくことが証明されました。
「まずは形から入ってみる」これで十分なんです。
笑顔でいれば、やがて楽しくなっていくんです。
あと、声のトーンも意識します。普段から低い調子で話はしていませんか?
声が小さくないですか?そんなときは、2トーンぐらい上げるつもりで
大きな声で話をしましょう。
ぼそぼそと低い声で話しをしていたら、相手に聞こえづらいし
何より自分自身が落ち込んでいるような印象を周りに与えてしまいます。
普段、低い声の人は、意識して高い声をだしましょう。
電話でお客様からの対応のつもりで話をしましょう。
お子さんがいるかた、お子さんにコワイ低い声で話しをしていませんか?
子供は低い調子の声は苦手です。
笑顔でやさしい調子の話しをするお父さん、お母さんが大好きです。
そんな事できないですか?
じゃあ、あなたも自分の両親から笑顔で、優しい声で話しを
してもらえていなかったのでしょう。
子育ての話になりますが、お子さんの事で悩まれている方
ちょっと考えてみてください。
子供は親の影響をとても受けていると書きました。
実際はほぼ例外なく、人は育ててもらった大人の観念を
埋め込まれて大きくなります。
「子供の出力することは、親の出力することです」
お子さんのする事はあなたのすることです。
違いますか?本当にそうでしょうか?
無意識のうちに、知らず知らずのうちに、あなたは出力しいるはずです。
そうやってあなたも、ご両親の出力してきたことを
同じように出力しています。
子供に改めてもらいたいなら、まず自分を改めましょう。
そんなのできませんか?親だから改めなくていいですか?
では逆に、他人から、あるいは家族から
相手は約束事を守っていないのに、自分に対して約束を守ってねと言われて
自分は納得して従いますか?
そんな理不尽な事、守りたくないですよね。
あなたはそれをお子さんにしますか?
子供だからいう事を聞くのが当然ですか?
それではお子さんがかわいそうですよね。
そうしているとお子さんは自分は約束事を守れないのに
他人には強要する人になってしまいます。
そんな大人になってほしくないですよね?
これもまた自分の両親がそうやって
自分に接してきたからです。
「親に逆らうのは悪い。」「親の言う事をきくことは良い。」
という善悪観念からきています。
本当に親に反対することは悪いですか?
親のいう事を素直にきくことは本当に良いことですか?ちがいますね。
昭和の時代までは世の中の常識となっていたかもしれませんが
今は時代の価値観が変わってきています。
子供も一人の人間としての尊重される権利があります。
当たり前の事がようやく認められてきました。
子育ての事で話がそれてしまいましたが
お子さんも一人の人間です。自分と同じです。
自分をまず認めてください。
親の観念で生きなくていいんです。
自分の可能性に気づいて
自分の未来は無限の可能性があることを信じてください。
そして、それはあなたのお子さんも同じです。
子供が愛せないではなく
自分が親に愛されていないと思い込んでいるから
自分を愛せないんです。
自分を愛せない人は子供も愛する事はできません。
そして親は、自分を愛しているんだと思ってください。
親が自分を愛せない人なら
親は祖父母から愛されていないと思い込み
自分を愛せない親なんです。だからあなたを愛せないのです。
嫌いではないんです。愛された実感がないから
愛する方法を知らないだけです。
自分を認めれば、愛する事ができます。
周りの家族も愛する事ができます。誰も悪くありません。
皆それぞれが精いっぱいに生きてきました。ただそれだけです。
時代の考え方も影響しているでしょう。
でもそれは必ずしも絶対ではありません。それも観念のうちです。
外していきましょう。
アクションはその名の通り
行動するときにオーバーなリアクションをするということです。
ピースサインとか、踊るとか、飛び跳ねるとか
何か言葉を発するときに、勢いつけて何かを話すととても気分が上がります。
同じ言葉でもリアクションをつけたほうがより
潜在意識に入ってきて望みを叶えたい時に効果的です。
自分の望む事を口に出す時に、ガッツポーズなどしながら言うと
気持ちいいですよ。
自然と笑いがおこってきて、楽しくなります。
笑顔で声のトーンを上げて
アクションをつけて言葉に出して希望を話してみましょう。
お子さんの前でやってみてもいいかもしれません。
子供は笑顔の両親が大好きです。