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自己啓発本を読むだけではうまくいかない理由

本のイラスト画像 心理学

20代、30代の頃、よく読んでいた本がいわゆる自己啓発系の内容
「あらゆる物に感謝して、なりたい自分をイメージして
常に笑顔で、前向きに考えて・・・」

そんな内容の本が好きだったと思います。読んでいてホッとするというか
気持ちが楽になって、「ああ、そうなんだ。これでいいんだね。
いつも前向きに
考えていけば、やがて自分の望む姿になれて
幸せな人生を送ることができるんだ・・・。」

そう信じて、本の中で言われていた事、笑顔で毎日をおくる。
人の悪口を言わない。家族と仲良くする。周りの人たちに感謝する。

言葉に気をつけて、マイナスな事は言わない。(引き寄せてしまうから)
常になりたい自分を具体的にイメージして、紙に書いてみる。

目標となる事を、大きく紙に書いて
いつも目に見えるところに貼っておく
、などなど。

全部は詳しく覚えていませんが、こんな内容のものが多く
またそういった内容を好んで読んでいました。


書かれていることはとてもシンプルで優しくて
読んでいて作者が楽しそうにしている様子がよくわかるので
「ああ、自分もこんなふうになれたらいいのになあ」と思っていました。

そしてその本を参考にして、実行していました。
中にはウォーキングをすれば、頭の回転が良くなって思考がさえてきて
良い情報をつかみやすくなる。出来れば朝ごはんは食べない方がいい
なんて書いてあったから、そのまま実行したりしていました。

朝ごはんは食べないで、出勤もバスに乗らずに駅まで歩いていきました。
片道40分ぐらいです。本当は2時間ぐらいがよい(!)と書いてありましたが
さすがに無理でしたのでそうやって毎日過ごして書いてある通りに
いろいろ実行していました。

その結果、少しも事態は好転しませんでした。
それどころか、何も起こらないからすぐにあきらめて
実行していたことをやめてしまいました。

朝ごはんも食べずに仕事に行くのも苦痛でしかありませんでした(笑)
会社について仕事についてもヘトヘトです。

集中できないし、仕事が体力勝負の内容もあって、かえって疲れてしまいました。
何をやっていたんだろうって、後で後悔して、ため息をついていました。


そのころの私は、職場や家族や友達との人間関係も苦手
恋愛なんてとんでもなく、お付き合いをするような相手もいない状態でした。

当時は今よりも体重が10キロ以上重い体系でした。
太っている自分がイヤだったので彼なんかできないと思い込んでいた
誰も太った自分なんか相手にしてくれないだろうと思い
相手を探す事なんてもちろんしていませんでした。

軽いウツ状態の時も一時期にありましたが
周りにいた家族のおかげでその場は乗り切れました。

家族はそのころの私は「別人のようだった」と話していました。
なにをするにもやる気がおきず、なんとか仕事は行ってましたが
寝るのもつらく、起きているのもつらい状態の時がありました。

今になって思いますが
当時の私はよくあんな状態で人生をおくっていたもんだ。
とても苦しい状態の心だったし
よくひどいウツにならなかったなと思いました。


その後、ある機会があり
メンタルカウンセリングを受けて
心について学びました。

そして自己啓発などの本を読むのはよいが
それだけでは心が整わない事がわかりました。

今では、結婚もして子供もいて
時々ケンカはするけど夫や、その周りのご縁をいただいている方々のおかげで
今は何とかやっています。

幸せと言っても、最近は脱サラして、自分の可能性を信じて
会社に頼らず経済的に自立していくゴール設定にむかって
今スタートしたばかりです。

将来の不安はないと言ったら、嘘になります。
ふと「このまま、本当にやっていけるのだろうか?」と不安が襲ってきます。

でも今の私にはこの「学び」のおかげで日々、ぶれずにおくっています。
この学びがなければ、今頃は仕事や家族と相変わらずうまくやれず
重い気持ちで過ごしていただろうと思います。


このブログでは、自分が学んできた内容を
読んでくれた方にシェアしたいと思っています。

このブログで少しでも心が軽くなって
自分の本当の望みをかなえ、幸せな人生を自分で歩めるようになれる
きっかけになれればとてもうれしく思います。

今の日本は女性(特に若い女性)と男女未成年の多くの方々
疲れてしまっている状態だと思います。

本来の自分の存在の大切さに気付き
周りのご縁と結びつきながら人生を謳歌してほしいです。

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