発話とは、「はつわ」と読みます。
「声に出して言う」事です。
私は常日ごろ、何か自分の中で「ある思いがあがってきたときに」
その思いが自分の在りたい姿に対して
「ふさわしくない思い」ならその思いを「手放し」して発話をします。
例えばある人に対して妬みの感情がでたとします。
「なんであいつができるんだよ。むかつく」と
ふと思い浮かんだとします。
そんな時は、この思いは「ふさわしくないな」と認識して
そのままの思いを言葉にして発話して「手放し」します。
いらない感情がちょっとつきまとうなあと気になったら
手放しをするようにしています。
手放した時に、奥底の観念を探ります。
ねたむ裏側には「あいつが私よりできるなんて許せない」とか
「あいつよりできない自分は情けない」などがあります。
自己否定がありますね。
許せないの裏には脅迫観念である
「私はあいつより、できなくてはならない」など
あるかもしれません。
感情が強い時は、丁寧に観察して拾い上げて手放しします。
そのまた裏には何があるか?できない今の自分を認めていませんね。
認めていなければできない自分を認めるのです。
一つの感情でこんなにも自分が見えてきます。
私がねたむ相手はいつも
自分自身にとても厳しい人であり
「ダメな自分」が口癖の人です。
これまでのブログでも
「他人は合わせ鏡」だとお伝えしました。
自分にあるから、他人のそれも気になるのです。
そうなんだ。自分を認めていないのは
他ならない自分なんだと気づく事ができました。
このように自分を認める事への確認を新たにして
日々を過ごします。
こうやって行動も重ねてゴール設定へ達成できるように進みます。
そこで発話とは、潜在意識に届く言葉で言います。
そうすると人の脳は言った言葉で発動します。
「私のゴール設定は○●です」と3回言います。
3という数字は物事の決定数を表す数字です。
またあなたが誰かのようになりたいと思うとします。
誰か自分が目標にしたい人がいるとします。
そんな時は「私は○●さんの情報的パワーをつかむ」と言います。
これも3回です。
発話に限らずですが、あなたが何か望む時は必ず「○●する」と言ってください。
「う」で終わる言葉で言いきってください。
よく望みを言う時に「○●になりたい」とか
「○●になれたらいいな」とかいう方がいますが
それでは望みはかないません。
これは聞いた脳が発動しますので
潜在意識も「なりたい」「なれたらいいのになあ」の現状を見せにきます。
かなえたい望みにあなたが「なりたいなあ」と
思っているとずっと「なりたいなあ」と思う生活が
続くことになります。
こういった理由から、希望を言う時は「う」で終わるように言いましょう。
願望系で言わない事です。
潜在意識に対しての感謝の発話もしています。
潜在意識、すなわち自分の「心拍・呼吸・血流」でしたね。
「命の流れの役にたつ」(血流)「命の鼓動の役にたつ」(心拍)
「命の役にたつ→深呼吸します」(呼吸)です。
それぞれ3回丁寧にいいます。これも大切な発話です。
いつも潜在意識を気にかけているよとメッセージです。
自分の身体に感謝です。心拍、鼓動は休むことなくずっと動いています。
こんなにずっと、働いてくれています。
毎日、歩いて学校へ行って仕事して家事をして
毎日本当によく働いてくれています。
もしも何も病気でもないのに
体調がなんとなく悪いなら
それはあなたの気持ち
心が同じようにすぐれないと思います。
病は気からといいますが、まさにそのとおりです。
そんな方々の中に、病気ではない体調不良の原因のひとつとして
無意識に気づかないくらいまで
自分の感情を押し殺している人はいませんか?
自分の思う事をちゃんと相手に伝えていますか?
自分の思いはいつも伝えましょう。
自分がガマンすればいいものではありません。
自分も苦しいし
やがて一緒にいる家族や周りの人達も苦しくなります。
自分の気持ちを伝えて
その後相手か自分の意見がどちらかが採用されるかとか
相手が賛同してくれるかどうかは関係ありません。
大切なのは意見が通る、通らないではありません。
相手に自分の気持ちを常に伝える習慣をつける事が大切です。
思い当たる方、今から少しずつでいいですからやってみてください。
そうすれば、気持ちも楽になってきます。からだもほぐれてきます。