PR

コンフォートゾーンを理解して壁を超える

こたつに入る人のイラスト画像 心理学

コンフォートゾーン」という言葉があります。
コンフォートとは「ここちよい」とか「慣れ親しんだ
などの意味があります。

私たちは日々、このコンフォートと感じるところで生活しています。
もしもあなたが「今の自分」を変えたいと思っているなら
固定観念を理解して、外して「自分がどう在りたい」のかを
具体的にして「ゴール設定」をしたとします。

今の自分とは違う望む自分になるということは
未来へ向けて変わっていく自分になるということです。


人はいつも慣れ親しんだスタイルで生活しています。
いつもと同じ朝を迎え、朝ごはんを食べて
学校や仕事のある人は会社へ行きます。

電車に乗って出勤して仕事をして、帰ってきて家で寝るまでの間
いつものように過ごす。

自分の慣れ親しんだ流れの方が多いと思います。
これをコンフォートゾーンといいます。

慣れた通勤路、慣れた職場に、自宅など。
目に見えるところで言えばわかりやすいと思います。

しかし、自分を変えたいとなるとこの「コンフォートゾーン」から
抜け出ないと、いつまでたっても変わりません。

そうです。一歩踏み出す勇気がいります。
このコンフォートゾーンを変える、あるいは広げる
と言いますが
自分のいつも許容している範囲を広げる必要があります。

新しい事を始める。新しい場所へ移動する。
新しい生活をする。

人によっては「めんどうくさい」事をしないといけません。
自分の夢をかなえたいと「意思」をもって行動をおこすことは
簡単な事ではありません。

たいていの人は思うばかりで、あるいは焦るばかりで
「今日は仕事が忙しかったから明日やろう」となっていき
どんどん時間ばかりが過ぎていき
気が付けば、半年、一年とあっという間に過ぎていきます。

ましてやちょっと、挑戦したとします。
ちゃんとした意思をもって、ゴール設定をして行動したとしても
潜在意識の法則にそったこの「コンフォートゾーン」の存在のために
行動が続かない事が普通に
あります。

ここで理解してほしい事は
この潜在意識にのっとった法則ですが

潜在意識は人が何か新しい事を挑戦した時に
この「コンフォートゾーン」に引き戻そうとする力が働きます。

驚く事ですが、実際に現象として起こってきます。
人の体は常に生命活動を正常な状態に保とうとする力が備わっています。
学生のころに習ったと思いますが
これを
「恒常性機能・・・ホメオスターシス」と言います。

この機能が働くために
ホメオスターシスフィードバック」が働きます。

文字通り、身体がもとに戻そうとするように
もとの慣れ親しんだ生活に戻そうとする機能があるのです。

これは大変不思議な事ですが、何か新しい事を始めようとする
そのときに限って、体調
を崩したり、家族に何かあって
予定をキャンセルしないといけなくなったり

そういった外的な現象」として起こる場合もあります。
こんな場合、「あ、テストだ」と思い
調整するようにしてください。

体調はしかたがないですが、出来る限り
何かあっても予定を遂行してください。

これは単なる生命活動の一部が働いているだけです。
だれの悪意も
ありません。お試しがきたと思って対応しましょう。

本気で自分を変えたいと思うなら
予定はちゃんとこなしましょう。こんな事であきらめるぐらいなら
最初から始めないぐらいの気持ちが大事です。

このホメオスターシスフィードバック現象の力は
とても強烈ですので、ぼんやりしていると
すぐに引き戻されてしまいます。

例えるなら、下りのエスカレーターを
かけあがろうとしているようなものです。

油断すれば、すぐに降りていってしまいますよね。
こういったメカニズムを理解していないと
自分は「意思が弱い」「才能がない」「長続きしない」
と思いがちですが、そうではありません。

潜在意識があなたを守ろうと働いているだけなのです。
いきなりたくさん新しい事をするのでなはく
毎日、少しずつ行動して潜在意識に気づかれないように
取り組んでください。

やがて新しいことも慣れてコンフォートゾーンが広がっていきます。
どんどん広げて
在りたい自分のステージまで
昇っていきましょう!

error: Content is protected !!