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コミットメントをする時の注意点

宣言と書かれた文字の画像 心理学

よく自分が達成したいゴール設定があるとします。
仕事でも、自営業でも、または今はやっている副業として
ネットビジネスに挑戦している人など。

「来月までに○●達成します。そうでなければ坊主になります」
これはテレビでも芸能人が周りの人に宣言して
何か挑戦しているのを見たことがあると思います。


達成できなければ、坊主になると皆の前で宣言します。
このよくきく「コミットメントする」事についてですが
ある人の話を聞く機会をいただき
自分も「なるほどなあ」と思ったので、書いてみます。

その話しをされていた方も言われていましたが
あくまで「個人の意見」ですので「コミットメントすること」を
決して否定しているわけではないことを、ご了承ください。

コミットメントするということは注意しないと
とても危うい
方法になりかねないと思いましたので、書きます。

コミットメントする・・・いついつまでに出来なければ、罰を自分に課す。
これはいわば、自分で自分を追い込んでいます。

自分を追い込んだ状態で一つのゴール目指して、期限をもうけて行動します。
当然罰がイヤなので本人は必至で達成しようと行動するでしょう。

そして頑張って頑張って、期限までに達成したとします。
あなたは「ああよかった。坊主が回避できたし、なんとかゴールも達成できた」と
喜ぶでしょう。

達成できたことは、素晴らしいですし、自分にもやればできるんだという
自信もつくかもしれません。

ではこのあと、どうなるでしょうか?さらに次に設定するゴール目指して
まだまだ先がありますよね?

一ヶ月で達成できるゴール設定
だけでいいならまだしも
あなたは今の自分を変えたくて、何か新しい事に挑戦しているはずです。

短期間で達成できるものでもないでしょう。
次にまた罰ゲームを設定して次のコミットメントをしますか?しないですよね。

今の時点で、もうかなり疲れていると思います。そうです。
コミットメントする方法は長続きしません。

また人によっては結果が達成しない場合も
あるでしょう。
「あんなに頑張ったのにだめだった。自分はダメな人間だ。
やる気が失せてしまった。」なんてこともあるかもしれません。

この反動もコワイですよね。この方法は潜在意識に
「自分は追い詰められないと動けない」という事を刷り込んでしまいます。

この方法自体はいいんですが、注意しないと達成できても
どんどん続けていったとしても
自分が望む「在りたい姿」とは
違った方向に進んでしまい

その人は決して「自分の本当に望む姿」に永遠になれないこと
意味しています。
大切なのでもう一度書きます。

人は追い詰められて行動した結果、その人の望むところにはたどりつけません。
この自分を追い詰めないとできないような方法で達成してはいけません。

一時的なゲームならまだ
いいですが、長い時間をかけてたどり着きたい
自分の姿を目指す手段としてはとってはいけません。

本当の自分になれる人というのは
自分のゴール設定にたどり着ける事が出来る人は
追い詰められなくても達成できる人です。

たとえば、借金があって、自分で何とかしないといけない状況だとします。
借金にある状態を-(マイナス)とします。

借金が無くなった時は、プラスマイナス0の状態です。
そして月収100万円達成した時をプラスとします。

ところが、達成できる人は100万円達成できた時点を1と考えます。
達成できない人は自分のスタート地点をマイナスと考えます。
この差が将来を分けます。

「ないことから」スタートするのではなく
「あること」からスタートしているんだと認識してください。

話がちょっと飛びましたが、差はこういうことです。
今まだゴールに達成できていない人は、自分を追い込まず
在りたい自分を目指して、行動をこつこつ継続できる人になってください。

そうすれば結果がついてきます。
「ないこと」から行動しても0×1ですので、プラスになれません。
最初は1です。そこから×2になって×3になっていきましょう。
自分を追い込む方法はとらないことです。

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