「あなたの望む人生をおくる」この言葉はとても魅力的ですね。
「自分が望む人生を歩む事ができた」なら
どんなにか素晴らしい事でしょう。
このブログでも書いてきましたが
人は生まれてから今まで、親やその他
自分を取り囲んできた大人の影響を受けて
さまざまな固定観念を植えつけられて大きくなっています。
それは本人も知らず知らずのうちに
自分の潜在意識の中に刻まれている話は書きました。
何気なく普段から自分で考えている事はほとんどが
この「固定観念」からきていることもお話ししました。
またその固定観念はあなたの周りで「現象化」して
潜在意識が見せる事もお話ししました。
そうです。映画で言えば、あなたは映像を映す映写機です。
流れている上映されている映画はあなたの人生そのものなのです。
自分自身の中にある思いや観念を「内部表現」といいます。
人生を変えたければ、内部表現を変えないといけません。
自分の外側に理由をつける人がいますが、それは違います。
「自分がこうなったのは、親のせい、家族のせい
先生のせい、上司のせい、同僚の、友人のせい、・・・。」
きりがありません。
「○○ガチャ」と嘆いている人は○○が変わっても
ずっと「○○ガチャ」と嘆きます。
また環境のせいと考える人もいます。
みんな外側にむけられています。
自分に対しても同じです。
「夢がかなわないのは、自分にお金がないから
時間がないから、環境が無理だから、・・・」
これも同じことです。
こんな考えでは、いつまでたっても望みはかないません。
こういった人は仮に、親がそうでなかったとしても
もしも、自分にお金があったとしても
時間があったとしても、他に何かしら理由をつけて
「自分はできない」と思い込みます。
自分の内部を書き換えないといくら環境が変わろうが
違う方法で行動しても結果は決してついてきません。
このしくみを理解しましょう。
潜在意識とはあなたの「命」そのものだとお伝えしました。
潜在意識とは、常にあなたに寄り添って
あなたのために一生懸命働いています。
潜在意識とはすなわち「心拍・呼吸・血流」を意味します。
これらはあなたの意識に反して
ずっと休むことなく動き続けてくれています。
この潜在意識のおかげであなたは生かされています。
常にねぎらって感謝しましょう。
そうすれば潜在意識も答えてくれます。
内部表現の書き換えについて書きます。
その前にようやくここでタイトルの事を書きます。
海を想像してください。その中に魚が泳いでいます。
魚はどこから生まれましたか?
海から生まれて(生成)やがて死んで海に帰っていきます(還元)
海の中はこれが絶えず繰り返されています。
この海と魚では、あなたはどちらになりますか?
魚ですか?魚だと思う方が多いと思いますが
あなたは海そのものなのです。
「え?」と思われるかもしれませんが
海が内部表現、つまりあなたの中にあたります。
魚は「現象」つまり
あなたの内部表現が形になったものです。
内部表現によって出来上がる魚も変わってくるのです。
今の魚が自分の望む魚ですか?
違っていたら、内部を書き換えないといけません。
あなたの「思い」がそのまま現実として魚になっています。
現実の人生をつくり出しています。
あなたの「思い通り」の人生になっています。
「望み通り」の人生にはなっていますか?
なっていないなら、書き換えて望む魚をつくりましょう。
この事を理解していないとなかなか
自分の望む方向には進めません。
自分の内部をよく観察して、いらないものは捨てていきましょう。
長い間忘れていた事で、自分は何がうれしいのか?
大切なのか?を意識して思い出してください。
すぐにはでてこないかもしれません。
それでいいんです。
始めるのに遅い、早いはありません。
遅いとか、早いも観念のひとつですね。いらないことです。
一般の人は外を書き換えようとしますが、何も変わりません。
仕事で人間関係がつらいからと、仕事を辞めて
他の会社に行っても、また人間関係で苦しむのと同じです。
外ではなく、内部の自分の中の
人間関係をうまくやっていける思いがあれば
思いを書き換えれば
どんな職場の人間関係でもやっていけます。
自分は望む魚を作りだす事ができます。
あなたは海です。魚ではありません。