このクリエイティブ・アボイダンスですが
「ホメオスターシスフィードバック」によく似ている機能です。
「創造的(想像的)回避」という意味があります。
このブログを読んでいるかたは
「なりたい自分になる」「在りたい自分を目指す」方に
読んでもらいたくて書いていますので
「今の人生で満足しているし、このままでいい」
と思っている方は読まなくていいです。
今とは違う自分を目指しているということを
前提として書いていきます。
潜在意識は生命の維持のために
コンフォートゾーンへ引き戻す話はかきました。
慣れ親しんだ環境のほうが安全だからです。
それにプラスしてこのクリエイティブアボイダンスも
人が何か新しい事を始めた時に
もとに引き戻そうと働き、フィードバックと同様に
内外問わずに障害となる現象が起きてしまいます。
たとえばわかりやすい例として
ある仕事で優秀な成績でおさめた人がいたとします。
上司はその腕を見込んで、他の部署に
大きなプロジェクトを任せたくて抜擢しとします。
ところが、いつものコンフォートゾーン(慣れ親しんだ)での
仕事ではなくなります。
いつもの仕事ではないという事は
サッカーなどで例えるとホームのスタジアムでは無くて
敵陣のアウエイの競技場で試合をすることになります。
当然、いつもとはサポーターも敵チームの応援で
やりにくいわけです。
十分なパフォーマンスができるとは
限らない試合となってしまいます。
それと同じでコンフォートゾーンのほうが
実力を発揮しやすいことは
潜在意識もわかっているのでいつもの実力を出すために
もとの部署に戻そうとする現象が起こります。
例の会社員は緊張して
プレッシャーや責任感に押しつぶされて
新しい仕事など出来ない状態にまでなったしまったりします。
これをクリエイティブ・アボイダンスといいます。
ホメオスターシス・フィードバックも同様
潜在意識は慣れ親しんだところのほうが
安全だというデータから引き戻すのです。
これは生命維持のための機能なので、無理やりには無くせません。
ステージをあげたい人はむしろ
逆に利用して自分の在りたい位置まで広げていき
そこがコンフォートゾーンになるようにすればいいのです。
そうすれば、逆にもとには戻れなくなるので
自分の望む位置へ到達できます。
今のままでいいと思うことは、悪い事だとは言いませんが
命の法則(これは後でまた書きます)にのっとった考えでいくなら
「生涯成長」をおすすめします。
ずっと人生のお役目を終えるまでは
常に自分は「成長する」人生を選ぶのです。
今の生活でいいなら、それは未来へ生きる事ではありません。
コンフォートゾーンからでないことは
毎日緊張せずに暮らしていく道ですが
それは「過去」の人生をこれからもずっと
「再生」するだけの人生を意味しています。
新しい事は起こりません。慣れ親しんだ生活は
過去からやってきています。
毎日毎日同じラベルを上へ貼っていくだけの人生です。
・・・つまらなくはありませんか?
せっかくこの世に生まれていつかは死んでいく人生。
どうせなら「思いっきりやりきった人生」のほうが
よくないですか?
毎日、少しずつでいいんです。自分の本当に楽しい事
望む事は何かを日々、問いかけて(答えを出さなくていいです)
毎日を生きる。
自分の在りたい姿を設定し、行動する。
自分はもう年だから、才能がないから、お金がないから
時間がないからと言い訳せずに、
前に進む人生のほうがずっと、毎日いきいきしてきます。
「自分はどうせ無理」という思いはいらないといいましたね。
「ではどうすれば、いいのだろう?」と方法を考えるのです。
毎日自分にできる事を行動します。やがて少しずつですが
前へ進みます。
過去とは別人の自分がそこに存在するようになっています。
昨日より今日、今日より明日、変化を恐れずに成長する道を
選んでいきましょう。
そういった生活がやがて習慣になり
コンフォートゾーンになっていきます。そうすればしめたものです。
人生は望むままになります。